静岡県榛原郡吉田町 / 動物病院 / 犬のしつけ / トリミング       




OISHI ANIMAL HOSPITAL
おおいし動物病院

〒421-0303
静岡県榛原郡吉田町片岡2212-1
TEL:0548-33-1166
FAX:0548-33-2285 




■ 月曜~金曜日 ■

AM 09:00~12:00
PM 04:00~08:00
※PM 01:00~04:00
(手術・往診・予約診療etc)


■ 土曜日 ■

AM 09:00~12:00
PM 01:00~03:00


■ 休診日 ■

日曜日・祭日

臨時休診

学会・セミナー等への参加のため
年数回お休みさせて頂きます。








動物取扱業登録番号
227206013・227206014
 登録日平成18年8月14日  
種別:保管・訓練
 有効期限:平成33年8月13日
 取扱責任者:大石通子
 
 
幼犬の健康管理 成犬の健康管理  老犬の健康管理  病気の早期発見 
猫の健康管理 猫の病気の早期発見     
       
 幼犬の健康管理 
  ここでは、小型犬は生後1年位まで、大型犬は生後1~1年6ヶ月位までを成長期(幼犬)と分類します。 
 
 
 犬社会のルールを知ることが健康な心身を育てるためには必要です
  生後1ヶ月~2ヶ月の間に親、兄弟との遊びの中から犬社会のル-ルを学習します。いくら人間社会で生活しているワンちゃんでも犬社会のルールは必要なもの。あまり早くに親兄弟から離さないようにしてください。
かといってあまり遅すぎては新しい環境や飼い主になれるのに時間がかかってしまいます。飼い始めるには
生後2~3ヶ月からが良いと思います。
   
 寝るのも仕事です
  子犬のうちは十分な睡眠が必要です。安心して眠れる静かな場所をつくってあげてください。30分遊んだら1時間程度の睡眠が必要です。決して起こすようなことはしないで、ゆっくりと寝かせてあげてください。  
   
 しつけは健康管理にも必要です
  飼い主は良いリーダー(アルファー)になってください。体のどんな部分でも、怒らずに触らせてくれるワンちゃんにしてください。また、動物病院も、『リーダーがいれば大丈夫。怖くないんだ』という信頼関係を築いてください。心身ともに健康でいるためには必要なことです。
   
 成長期用のドックフードで健康管理
  健康に育てるためには食事管理が必要です。食べる物を与えるのではなく、栄養的なバランスの摂れている良質な成長期用のドックフードを与えてください。(成長期の子犬は成犬よりも多くのタンパク質やカルシウム等が必要です。)

出来ることならば生後6ヶ月くらいまでは
1日3回食事を与えてください。少なくとも生後3ヶ月までは、1日3回の方がよいでしょう。お仕事等の都合で無理ならば、1日2回でもやむをえないでしょう。いずれにせよ生後1年間は、成長期用のフードを与えてください。
食事と同じように
お水も大切です。清潔な食器で、いつでも新鮮なお水が飲めるようにしてあげてください。
   
 計画的なワクチン接種で病気を未然に防ぎましょう
  ワクチン接種で予防できる病気は、どれも感染すると命に関わる病気ばかりです。ワクチン接種により、病気に対する抗体を作り、感染を予防し、もし発症しても軽症ですむようになります。   子犬には移行抗体といって、初乳により親から授かる抗体があります。この移行抗体により生まれたばかりの子犬はいろいろな病気から守られています。しかし、この移行抗体もおよそ2~3ヶ月で徐々に効果が弱くなってきてしまいます。従ってこの時期が一番病気に感染する可能性が高く、危険な時期となります。この時期に最初のワクチンを接種します。その後は、1ヶ月毎1~2回接種します。  生後90日になると狂犬病のワクチン接種も必要ですが、最後の混合ワクチンを接種したあとで良いと思います。   
   
 フィラリア予防は、忘れずに
  フィラリア症は、フィラリアという寄生虫が心臓に寄生することによって起きるとても恐ろしい病気です。この寄生虫は、犬から犬に直接感染するのではなく、犬フィラリアに感染している犬の血液を吸った蚊により伝染します。
蚊が媒介するので、夏を越すたびに感染率が高くなります(予防しないで3回夏を越えると約90%の犬がフィラリアに感染するという報告があります)
残念ながら蚊に刺されないで夏を過ごす方法はありません。愛犬を守るベストの方法は、
1ヶ月に1回予防薬を与える事です。剤型も注射・錠剤・チュアブルとありますので、愛犬も嫌がらず無理なく投薬出来ます。
予防期間は、蚊が発生して1ヶ月後から蚊を見なくなって1ヶ月後までの期間です。生後2ヶ月から予防出来ます。                
 
   
 便のチェックと検便を
  親の乳を飲んでいる子犬の姿はとてもかわいいもの。しかしこの乳から感染する寄生虫もいるのです。もちろんお腹の中にいる間に感染してしまう場合もあります。たくさんの寄生をうけると嘔吐や下痢といった激しい消化器症状をだし死亡することも珍しくありません。排便の回数や、便の固さ、量、色などに変化がないか毎日チェックしてください。少しでもおかしな場合には注意が必要です。検便も何回か行い、寄生が判った場合には、すぐに駆虫しましょう。比較的安全で広域な駆虫薬を、ルーチンに子犬に飲ませることもあります。  
   
 歯ブラシの習慣をつけましょう
  当たり前のことですが、犬は自分で歯ブラシをする事が出来ません。歯ブラシをしなければ、歯垢がたまり歯肉炎、歯槽膿漏など歯周病の原因になります。愛犬の歯周病予防は、飼い主の努力しかありません。成犬になってからいきなり歯ブラシを始めようとしてもとても嫌がり長続きしません。やはり子犬の時から慣れさせておく必要があります。最初は口を開く事から始めて下さい。無理は禁物です。

子犬は生後3ヶ月頃から乳歯が抜け始め、最後に7~8ヶ月で永久歯に生え替わります。その時に乳歯が抜けずに永久歯が生えてきてしまうと歯並びが悪くなり歯石が溜まりやすくなります。永久歯が生え始め、2週間たっても乳歯が抜けずに残ってしまった時には、抜歯した方が良いでしょう。
 
   
 毎日のボディケアでスキンシップを
  犬はスキンシップが大好きです。毎日、体の隅々までボディチェックをしてください。犬とのコミュニケーションも深まり、病気の早期発見にも役立ちます。  ブラッシングは大切なボディケアです。特に長毛犬や抜け毛の季節には、皮膚の新陳代謝を促すためにも毎日かかさずブラッシングをしてあげて下さい。   また、シャンプーも大切なボディケアです。汚れや余分な皮脂が、被毛や皮膚に付着していると皮膚病の原因となります。まずは水に慣れることから始めて下さい。  爪の手入れも小さい頃から始めると怖がらなくなります。しかし一度でも痛い思いをすると、嫌がりやらせなくなってしまいます。不安ならば、最初は、病院で見てもらうのが良いでしょう 
   
 ノミの予防も忘れずに
  ノミは犬にかゆみを起こすだけではなく、アレルギーや寄生虫の原因にもなります。犬に不快な思いをさせないように定期的にノミ予防をしましょう。  
   
 避妊・去勢で病気予防
  子供を産ませる予定のない子には、避妊・去勢手術をしましょう。手術する事で、雄も雌もより健康的で長生きすることができます。
避妊手術によって、発情時の出血によるわずらわしさが無くなるのはもちろんのこと子宮蓄膿症、卵巣癌、子宮癌といった病気が予防できます。また初回発情以前に手術すると、乳腺腫瘍(乳腺腫瘍の50%は悪性)の発生率が200分の1に下がることがわかっています。
去勢手術は精巣腫瘍、肛門周囲腺腫、前立腺肥大などの予防になります。
行動学的には、成熟する前に手術をすることで、
発情時の問題行動が無くなり、なわばり意識が減少し、よりおとなしく飼いやすい犬に育てる事が可能となります。
 
 
   
 


 
copyright©2016 Ohishi Animal Hospital all rights reserved.